福山市の芦田川にかかる芦田川大橋
河口に最も近い橋である
その辺りは当時、人しか通れない木造の洗谷橋、小水橋しか無く
洪水時にはしばしば流失していた
そんな時代
その河川敷に馬場を設け、馬の競走をさせたのが福山市での近代競馬の始まりという
1929(昭4)年:広島県畜産組合連合会により芦田川での競馬が開催される
宇品の海岸で行われていた競馬(後:五日市競馬場)が広島第一競馬場と呼ばれていたのに対し
この芦田川の河川敷での競馬場は広島第二競馬場とも呼ばれ
親しまれていた
1933(昭8)年:福山市主催での開催を最後に芦田川での競馬は閉鎖される
その後、水呑橋の東に現在の福山競馬場が開設される昭和24年まで
福山市内での競馬開催は行われなかった
福山市草戸町
|